前回の東伏見公園を後にして、伏見通りを南下して武蔵野中央公園にやってきました。
案内板には、武蔵野中央公園の歴史が書かれていました。
元々は、野草が生い茂る場所でしたが、17世紀に玉川上水ができると、港区芝や練馬区関町、保谷から人が移住してきました。しばらく平和に暮らして昭和には武蔵野町という名前に変わり、戦争がはじまると零戦を作る中島飛行機株式会社の工場がここに建てられます。そのため9回の空襲を受けて多数の人がなくなり工場も灰になったそう。
戦後は米軍宿舎が建てられ760世帯が移り住みましたが、昭和48年に返還。50年に都市計画公園に決まり、53年に全面開放されたそう。40年以上前からある公園なんですね。
案内板の隣には都立公園のお花の一覧表が掲示されていました。
こうやってみると四季を通していろんな花がさいているなあ。
芝生のまわりをぐるっと一周してみます。
ススキ、チガヤ、メドバキ、ヤハズソウなどの日本在来の野草を育てているそう。戦前の植生を目指しているのかな。
すすき原の隣にはバーベキュー広場があります。
事前予約必須でバーベキューもできるようです。
一つ一つの植生を楽しんで育てているのが伝わってきました。来訪する度に新しい発見がありそう。
武蔵野中央公園を後にしてから気づいたのですが、すぐ近くに今年の6月に開園したばかりの図書館のあるMUFGパークという公園もあるそうで、そちらも機会があったら行ってみたいなぁと思いました。
それにしても一日にして練馬区(武蔵関公園)、西東京市(東伏見公園)、武蔵野市(武蔵野中央公園)と公園を走り回りました。このあたりは緑が多くて気持ちがいいですね。
武蔵野中央公園
〒180-0011 東京都武蔵野市八幡町2丁目4−22