【杉並区】の西端 武蔵野三大湧水池の善福寺公園 公園めぐりデジタルスタンプラリー

前回の石神井公園に続いて、6月上旬に、杉並区の善福寺公園に行きました。ここは、武蔵野三大湧水池だそうで、石神井公園三宝寺池、こちらの善福寺池、そして井の頭公園井の頭池が三大湧水池だそうです。

遠くまで見晴らせる善福寺池

電車だと、中央線の西荻窪駅から北へ1.3km。自転車で都内からくるとすると、山手通りから目白通りに入って新青梅街道を通って、少し南下します。

 

善福寺公園の案内板

ここは標高50mの多摩川の隆起扇状地だそうです。

池の大きさ的に徒歩で回れそうだったので、上の池から反時計回りに下の池に向かって回りました。

 

鯉がいました。

池の周りに咲くタチアオイ

ヤマボウシ

青いセイヨウアジサイ

ガクアジサイ

青いアジサイはきれいですが、土壌が酸性なのかな。

 

池の向こうにトムソーヤーの小屋のようなものがあると思ったら、地図を見ると弁財天でした。

 

善福寺公園の遊歩道

緑一面の世界

遠くを見つめるカワウ

南国に迷い込んだかのような島

遅野井

遅野井の看板

文治5年(1189年)から湧水が出ていたみたいです。

欧州征討の帰路、頼朝が水を飲もうと弓で地面を掘っているのに、他の人たちは「遅い遅い」と言っているなんて面白い逸話だなぁ。

今は、上の池の地下水をポンプで汲み上げているようですが、故障中とのこと。

 

市杵嶋(いちきしま)神社

市杵嶋神社の案内板

社務所ではお守りも売っているそうです

頼朝が湧水を掘った後に、江の島から弁財天を勧請して祀ったそう。一時は練馬や中野からも雨乞い祈願に村人がきたとのこと。ホーホィナンボェーと唱えながら村を巡る雨乞い行事は昭和24年が最後となったそうです。

今や数分後の天気も雨雲レーダーでわかる世の中だから行事もなくなっていくのだなぁ

 

休憩スペースもたくさんあります

湖畔の花菖蒲

大きな銅像が現れました。

調べてみると、内田秀五郎さんという明治9年に上井草に生まれた人で30歳で日本一若い村長になったそう。都市基盤の整備などに貢献したそうです。立派な銅像だなぁ。

 

地図を見ていて思ったけど、井草の隣の武蔵野市吉祥寺の碁盤の目のような区画と京都を思わせるような通りの名前がすごく気になる。

 

銅像を過ぎるといったん道路を渡って、下の池に向かいます。

 

下池はヨシやマコモの群生があります。

群生のアップ

下の池の遊歩道

幹に蔦がからまった大きな木

下の池から善福寺川への合流地点

100株もの蓮が咲いています

白い蓮の花のアップ 美しい

紅い蓮の花

蓮の花のアップ

趣がある流木

ボートにも乗れます。

セイヨウキンシバイかな

若い松ぼっくり

コゲラかな

公園の鳥の看板

緑がいっぱいな水辺で癒された公園でした。ちょうど蓮の季節に来れたのもよかったです。公園の近くのnidoというカフェに寄ったのですが、そこも素敵だったので、また別の記事で書こうと思います。

 

善福寺公園

〒167-0041 東京都杉並区善福寺3丁目9−10