5月の下旬に練馬区の北西、埼玉の和光市との県境にある大泉中央公園に行ってきました。電車だと東武東上線 和光市駅で降りて、南口の公園通りを2kmほど歩くと着きます。自転車だと、川越街道を走って外環道にぶつかったら少し南下します。
大泉中央公園の北側には和光樹林公園、東側には練馬区立大泉さくら運動公園が隣接しています。公園の周りには、司法研修所や税務大学、理化学研究所の脳神経科学研究センター、裁判所職員総合研修所、陸上自衛隊総隊司令部、朝霞駐屯地など大型の施設がありました。
野外炊事広場や池があるとのことで、水辺が大好きな私は池に向かうことにします。
炊事広場ではテントを張って水辺の景色を楽しんでいる人がいました。
調べてみると誰でも自由に利用できるそうです。ただ近くに食材を調達できるお店は少なそう。ちなみに直火は禁止です。
池を見てから大泉さくら運動公園を通り過ぎて、隣の大泉中央公園に向かいます。
水の広場は上の案内板の右上の端の部分。そこから下に向かって四季の広場に行きます。
4月下旬にくればアケビやモッコウバラの花のアーチが見れたんだろうな。またいつか来ようかな。アケビは大きな紫の雌花とのこと。実がぱっくり開くから開け実でアケビになったそう。実は9~10月頃で食べられます。
夜になると小葉が閉じて垂れ下がる就眠運動を行うからネムノキと言われているそう。6から7月に淡紅色の花が咲くとのこと。
花は6月頃、冬に赤とオレンジの小さい実を房状につけます。実は野鳥は食べるけれど、人間の食用には適さない。
6月頃にひも状の長い雄花と棘のある球状の雌花が咲く。雄花は独特の青臭い香りがあってたくさんの昆虫があつまる。
諸説ありますが、ナナカマドの木炭は火力が強く、これを作るには7日間炭焼きのかまどに入れておく必要があったため「七日かまど」と呼ばれているとのこと。
コナラは雑木林の主役ともいえる落葉高木。昔は薪炭材としてクヌギとともに里山の代表樹木だったそう。鬼滅の刃に出てくる炭次郎は炭売りで、無一郎は木こりだったから、コナラやクヌギを切っていたんだろうなぁ。
樹皮は灰黒色で縦に裂ける。葉は倒卵形で先端がとがって鋸歯がめだつ。10月くらいにどんぐりがなる。シイタケの原木としても知られているとのこと。「木の辞典 西東社より」
7月から8月にかけて白い小さな花をつける。ハチなどの重要な蜜源植物。蕾は漢方で止血剤に使われているそう。秋に豆ができる。マメ科なので。
エンジュといえば、四半世紀前に流行った?「僕の地球を守って」というSF漫画の登場人物の名前と一緒だなぁ。この木だったんですね。
四季の広場で、たくさんの樹々に癒されたので、次は道なりに、「ちょうの道」に進みます。ちょうの道には色とりどりの花壇にお花が咲いていました。
下野国(栃木県)で発見されたことが由来。霜が降りたような花から「霜付け」になったという説もあるそう。
ヨーロッパから北アジア原産。育てやすい。
南ヨーロッパ原産。花の形が燕の飛ぶ姿に見立てて名付けられたそうです。
ギガンチウムって強そうな名前だなと思ったら、アリウムは、ニンニクの古いラテン名で、アリウムの品種のうち、ピンク色の球状の花をギガンチウムと呼ぶそうです。
ちょうちょ自体は、モンシロチョウが各花壇に2、3羽飛んでいましたが、動きが速すぎてカメラに収められず。。その後、野鳥の森やカブトムシ・クワガタの里にも行ってみたのですが、季節がらか虫も見つけられず、、でも地面はふかふかだったので、生き物には住みやすそうな環境でした。
いろいろな鳥がいるようです。星1の鳥はオオタカとヤマガラか。会いたかったなぁ。
大泉中央公園はいろいろな樹木が見れてよかったです。あと近くのオーチャードカフェという所がとてもよかったのですが、また別記事で記載したいと思います。
大泉中央公園
<おまけ>
オーチャードカフェでご飯を食べた後に、大泉中央公園の北に隣接している和光市の和光樹林公園にも寄ってみました。
朝霞駐屯地を通り過ぎて隣の和光樹林公園へ
ジョギングコースが整備されていて休憩スペースも多い。