【江戸川区】宇喜田公園から庭園も自然動物園もある行船公園へ

公園めぐりデジタルスタンプラリーの一環で、北葛西にある宇喜田公園に行ってきました(去年の3/1)。。

 

宇喜田公園の地図の看板

 

野球場や、ゲートボール場、スポーツ広場とスポーツ系の施設が多く見える。その他、ガーデンロード、ガーデンパーク、草花広場と植生もいろいろあるのかな。

 

ガーデンパークの入り口

ラベンダーかな

 

遊具の近くに梅が咲いていました

梅のアップ

遊び場広場は広々としていました。

宇喜田公園の隣に、江戸川区行船公園があるので、こちらにも寄ることにしました。行船公園は、なんと庭園と動物園がある大規模な公園です。

行船公園に入ると、大きな釣り堀がありました。

釣り池の隣に平成庭園があります

庭園の看板

行船公園は、明治時代の葛西出身の政治家、田中源さんが東京都に寄付した公園用地だそうで、行船というのは田中源さんの屋号とのこと。平成庭園は、平成元年にできたそうです。

竹林を抜けると。。。

大きな主池がありました

カルガモが亀が気持ちよさそうに日向ぼっこしています。

ここは1万200平方メートルある築山池泉回遊式庭園とのこと。

奥に見える建物は、林泉亭。

 

鯉がたくさん泳いでいます

鯉のアップ

カルガモ

亀の甲羅干し

手前にあるのは源心庵

68坪の数奇屋造りの日本建築。月見台が池に張り出している。こんな所で月を見てみたい。

 

大きな岩

せせらぎの様子

せせらぎにヒヨドリがいました

アセビが咲いています

桜とメジロ

かわいい

ヒヨドリと桜

寒いながらも春を感じます。

平成庭園の隣には、江戸川区自然動物園に行きました。入園料無料の動物園です。

 

江戸川区自然動物園の入り口

入り口の左手にフンボルトペンギンがいました

クジャクバト

ふれあいコーナーのヤギ やさしい顔をしている

気持ちよさそうに寝るオタリア

アシカ科だけど、アシカとの違いは、鼻先が太くて短いのがオタリアとのこと。

南アメリカ大陸の沿岸に住んでいて、魚やイカ甲殻類を食べます。

 

オタリアの説明

ブラウンケナガクモザル

ブラウンケナガクモザルの遠景 活発そう

ワタボウシタマリン

めっちゃ かわいい

水生コーナーのアカハライモリ

赤いお腹は、フグと同じ毒を持つ警戒色。再生能力が高く手足を切断しても再生する。脳や心臓も一部であれば再生できる。日本固有種で準絶滅危惧NT。田んぼや小川にいる

 

ニホンイシガメ

昔はゼニガメといえばニホンイシガメでしたが、今はクサガメゼニガメと言われている。甲羅の後ろがギザギザしているのが特徴。ミシシッピアカミミガメクサガメとの生存競争により、どんどん数を減らしていて、東京都では絶滅の恐れがある。

 

どじょう

ホウシャガメ

マダカスガル島南部の乾燥地帯に住んでいる。多肉植物や果実、きのこなどを食べている。甲羅にきれいな放射状の模様があるマダカスガル島にしかいない固有種。密漁密輸が後を絶たない。

マダカスガルは6500万年もの間、他の島や大陸とくっついたことがなかったので、島の中だけで生物が独自の進化をした。

オオアリクイの親子

オオアリクイの看板

中南米に住んでいて、一日に3~5万匹のアリやシロアリを食べる。歯が一本もない。ミミズのような舌は1分間で150回出し入れすることができる。最大で約60cm出すことができるとのこと。

 

オオアリクイは夜、尻尾を布団にして寝るらしい

コウノトリ

中国や朝鮮半島に住んでいる。河川や水田などで魚や虫、カエルなどの小動物を食べる。目の周りと脚は赤色。湿地に面した大木の樹上に巣をつくり、2から6個の卵を産む。

1971年に日本の野生のコウノトリは絶滅したが、動物園などの飼育下で生存した個体からの繁殖に成功して、現在は200羽以上の野生のコウノトリがいるそう。

 

白いシートが二重にかかっているのは、当時鳥インフルエンザが流行っていたので防除シートとして貼られていました。

ショウジョウト

南アメリカの海岸や川岸のマングローブ林に生息し、カエルや魚、甲殻類などの小動物を食べます。幼鳥は灰黒色で、成鳥は鮮やかな緋色。コロニーと呼ばれる集団営巣地を作って数万羽以上集まって繁殖する。羽毛の緋色は餌に含まれるカロテンのせい。

オウギバト

全長58から74cmで鳩の仲間では世界最大種となり。最も美しい鳩ともいわれる。ペアもしくは小規模な群れを作る。1回に1個の卵を産む。雌雄ともに卵を抱き、ヒナの世話も雌雄で行う。目は赤く、頭部には扇状に白く縁取られた冠羽があります。

 

ワライカセミ

鳴き声が人の笑い声に似ていることからこの名前がつきました。寿命は15から20年で、つがいは生涯をともにする。オーストラリアでは蛇を殺す習性があるので、益鳥と呼ばれている。

 

ニホンリス

野生では木の実や果実、きのこ、昆虫類などを食べる。背中は赤褐色、冬は灰褐色。日本独自のリス。尾の長さは17cmほど。日本のみに生息しているリス。大きな尾は、リス同士のコミュニケーションや木から木へ移動するためのバランスの役目がある。

 

ベネットワラビー

オーストラリアの南東部やタスマニア島にすんでいる。木の葉、木の皮、草などを食べる。後ろ足の筋肉は大きく発達しバランスを取りながらジャンプして移動する。

小型のカンガルーのワラビー。赤ちゃんはわずか1g。ふつうは森林の中で単独で行動し、昼間はひっそりと休み、夕方から採食し始める。

 

ベネットワラビーの群れ

このワラビーは1988年にオーストラリアのゴスフォード市と江戸川区姉妹都市になった翌年にゴスフォード市からオスとメス3頭ずつ寄贈された。1989年から江戸川区自然動物園は、オーストラリア政府認定動物園になった。

 

ジェフロイクモザル

ジェフロイクモザルの群れ

中南米のメキシコからパナマに生息、木の葉や果物、昆虫を食べる。手足が長く尾は第5の手とよばれ、物を掴んだり枝に巻き付けたりできる。昼行性で20頭の群れを作るが、ふだんは2から8頭ずつ分かれて移動する。

 

江戸川金魚の展示の看板

金魚三大産地の看板

愛知県の弥富市奈良県大和郡山市、東京都江戸川区が金魚の三大産地とのこと。

金魚は、大きく和金、琉金和蘭獅子頭型、蘭鋳型の4つに分かられる。和金型は金魚の原型のフナに近い形をしている。

 

アメリカから来たコメット

和金型の金魚は体が薄く、細長くフナに近い形。和金は和の文字が入るけれど中国で生まれた品種。コメットは和金型をしているけれど琉金がルーツ。和金のようなほっそりとした体に長い吹き流しの尾を持ち、動きが速く、「泳ぐ姿が彗星(コメット)のようだ」ということでこの名前が付けられた。

 

琉金

琉金型の金魚の体は、短く丸く高さがある。ヒレは長い。頭の後ろが盛り上がっている。中国から琉球をへて日本に来たから琉金と呼ばれる。

 

丹頂(タンチョウ)

和蘭獅子頭型の金魚は、大きく盛り上がった頭と長く美しいひれを持つ。琉金が変異した琉金獅子頭がルーツと言われる。蘭とあるがオランダ生まれではない。

 

蘭鋳(ランチュウ

蘭鋳型の金魚は背びれがない。肉瘤という頭部のコブが発達している。上から見た姿が美しいらしい。金魚の王様とも呼ばれ多くの愛好家がいる。

 

庭園から動物園までとても満足した公園でした。