【新宿区】新宿でちょい登山?箱根山がある戸山公園
暑い日が続くので、今回の公園めぐりデジタルスタンプラリーは、山手線の高田馬場駅から徒歩10分のところにある戸山公園に行くことにしました。
戸山公園は明治通りを挟んで西側が大久保地区、東側が箱根山地区に分かれています。まずは大久保地区に入りました。
大久保地区は、早稲田大学の西早稲田キャンパスに隣接しているので、山手線に向かう学生たちがよく通っていました。
スポーツセンターの周りでは、いろんな年代の方が思い思いに休んでいました。中にファミリーマートもあります。
いったん東端まで疎林広場を進んでから、戻って南側の陽だまりの丘を散策
緑が豊かな公園です。
夏はサルスベリが咲いているそうですが、見つけられなかった。。
大久保地区を一周したので、明治通りを越えて箱根山地区へ向かいます。
箱根山地区の北側は学習院女子大に隣接していて、南側は都営住宅に囲まれていました。
地図を見ると箱根山を中心に北側はじゃぶじゃぶ池などの水場、南側はスズカケの広場になっています。今回は南側には行きそびれてしまった。
箱根山西口から入っていったのですぐに登山口がありました。
5分くらいの登山ですが、登頂証明書も頂けるそうです。
北にサンシャイン60、北東に霞ヶ浦、東に国技館、南東に東京駅、皇居、東京タワー、さらに房総半島、南西に新宿新都心、丹沢山、富士山、西に奥多摩、北西に赤城山が見えると書いてありますが、はたして。。
銅板は年季が入っていますが、新宿新都心ができてからの眺めだったんだろうなぁ。
40年前くらいの眺め?
うっすら新都心が見えます。雲もあったので丹沢はわからなかったです。冬にでもまた来てみようかな。
箱根山地区の歴史は、鎌倉時代、源頼朝の武将、和田義盛の領地だった。江戸時代になると尾張徳川家の下屋敷(武士の別邸)になる。44万8800平方メートルに、築山、渓谷、田畑、社祠、堂塔、茶屋25の景勝地や小田原宿を模した街並みも再現した景観だったそう。
江戸末期に災害にあって復旧を待たないまま、明治には陸軍戸山学校になり、昭和29年から公園になった。
陸軍戸山学校になってから70年間、軍事研究の他、体育、武道、射撃、音楽の向上に寄与した地だそう。
箱根山を後にして、道路を挟んでさらに北へ行くと水辺がありました。
何もない場所にひっそりと江戸時代の泉の跡の案内板が立っていました。この水辺の裏側は学習院女子大学、道路の向かい側は早稲田大学戸山キャンパスになります。
新宿に登山ができる公園があるとは知りませんでした。いい散策になりました。
戸山公園
〒162-0052 東京都新宿区戸山3丁目2