夏休みということもあって、子供と虫探しに行きました。
京浜東北線の王子駅から徒歩7分ほどで着く、名主の滝公園です。
他に、女滝(めだき)・独鈷の滝(どっこのたき)・湧玉の滝(ゆうぎょくのたき)の4つの滝があるそうですが、3つは故障中で、現在稼働しているのは男滝のみ。
江戸時代には、この辺りは渓谷になっていて王子七滝という7つの滝があったそうです。名主の滝と言われている由縁は、江戸末期に名主の畑野孫八さんが自邸を開いたのが始まりで、昭和になると株式会社精養軒に買収され、食堂やプールもあったそうですが、昭和20年4月の空襲で焼失して、戦後は東京都によって公開されているそう。
王子も宅地化が進んで渓谷はほとんど見る影もないですが、近くの音無親水公園などに、少しだけ名残があります。
そんな数少ない自然でも生き物探しができるのはありがたいです。
シオカラトンボとの違いは、目の色がシオカラトンボは青みがかっていて胴体が細いのに対して、オオシオカラトンボは目が黒く胴体が太いです。
橋の下の河原には小さなカエルやトカゲがいましたが、動きが速くて写真に撮れず、、動画にすればよかったかな。
思いの他、たくさんの生き物に会えて、子供も満足したようです。
秋には、紅葉が本当にすばらしい場所なので、また来てみようと思います。
北区立名主の滝公園
〒114-0021 東京都北区岸町1丁目15−25
参考