【山梨県】子連れで清里高原に旅行 清泉寮~まきば公園

毎日暑い日が続いています。。

 

電車で一本で行ける避暑地は無いかと探していたら、

特急あずさで長野県松本駅まで行けると知ったので、

途中にある小淵沢駅から乗り換えて、清里高原に行くことにしました。

 

あずさは中央線に沿って走りますが、

同じく中央線内を甲府駅まで走る「かいじ」

河口湖駅まで走る「富士回遊」という電車もあります。

 

切符は例のごとく、みどりの窓口で往復分を買っておきました。

7月下旬の金曜、朝5時に起きて準備して6時には家を出ます。

 

6時40分には新宿駅のあずさの9番ホームに着きました。

ホームでも特急券が買えるのかな

車窓から ガソリンを運ぶ貨物車を発見

大月あたりで富士急行への乗り換え案内を発見

甲府駅のホームにある「かふふ驛煉瓦ひろば」

かふふは甲府ということかな。明治36年の開業時から昭和にかけて使用された煉瓦倉庫、旧こ線橋柱、旧甲府駅の釣鐘を集めて作られた広場だそう。

 

<参考>

chuosuki.jp

 

9時前には山梨県の長野寄りにある 小淵沢駅に着きました。

特急あずさ 正面から

小淵沢駅 小さいながらも新しくおしゃれな駅舎

清里に向かう小海線は1,2時間に1本しか走らない。9時前に着いたので、出発まで1時間ほど時間があるので、駅の近辺を散策することにしました。

7時45分の次が10時7分。。

切符売り場の横に展望台入口があったので、駅の屋上へ

のどかな景色 雲があって富士山は見えず。

ホームの上にソーラーパネルがありました。

展望台をぐるっと見てから1階のお土産屋さんでお土産を見て時間をつぶしました。

お土産屋さんは弁当系もお土産もおつまみ系も充実していました。

小海線 正面

出発の20分くらい前から並び始めました。ちなみに出口はバスのように先頭車両です。

小海線 横

小海線の車窓から 山道をゆっくり登っていきます

30分くらい乗って、清里駅に着きました。標高1274m

JR八ヶ岳高原線 標高ベスト10 清里は2位

気温は1274メートルの標高でも、暑かったです。多分33度は超えている。7月下旬。

 

<参考>

tenki.jp

 

駅から出たところにあった観光案内 北が下になっている

本当は子供たちとアクアリゾート清里のプールに行こうとしていたのですが、口コミを見ると、2023年4月22日にリニューアルしてプールが無くなったとのことで直前にあきらめました。

 

気を取り直して、清里と言えば、清泉寮のソフトクリームや牧場などもありそうなので、周遊バスで清泉寮へ向かいました。

 

周遊バス 大人500円...

大人1回乗車 500円 1日乗車券は1000円なので、何か所も行く場合は1日乗車券がいいかも。ただこちらも平日は数時間に1本しかこないので要注意。

自転車で巡るのもありかもしれません。

 

途中、山の中で撮影した時刻表。平日は11時の次は14時(大泉周遊ルート)

バスで清泉寮まで着きました。清里駅から2kmほどのところにあります。

 

清泉寮 Xのファサードが新しいTwitterを彷彿とさせる。

清泉寮清里高原の森と牧草地に囲まれた観光施設だそうです。宿泊施設やレストラン、お土産屋さんがあるとのこと。

 

銅像 ポールラッシュ博士と書いてあります。

清泉寮の由来が書いてある案内板

昭和初期はキリスト教の青年運動団体のキャンプ地だったそう。太平洋戦争が起きると閉鎖され、戦後はポール・ラッシュ博士がGHQ将校として来日して、荒廃していた清泉寮を再建し、清里農村センターを作りましたが、昭和30年に火事で多くのものが焼失したそう。

 

上のXの建物は清泉寮本館で、昭和32年に作られたもの。Xマークはアンデレクロスという十字架だそう。元々清泉寮を創設した日本聖徒アンデレ同胞会のシンボルとのこと。

アンデレは十二使徒の一人だそうで、キリストの死後、迫害に遭い十字架にかけられる際に、キリストと同じ十字架では恐れ多いからと、罪人用のX型の十字架に磔になり殉教したとのこと。

清泉寮の名前は、近くの清里村と大泉村から一文字ずつ取ったそうです。

 

Xのマークには、そんな意味があったんですね

ソフトクリームを食べてから牛乳を飲んでみました。

ソフトクリームが濃厚すぎたので、牛乳はすっきりした味に感じました。どちらも美味しかったです。

 

足湯がありました。暑くて入っている人はおらず。

どこまでものどかな牧草地

まるでジブリ映画に出てくるような風景

遠くの山々に大きな積乱雲

清泉寮で11時30分くらいまで小休憩した後に、ここから1.8km先にある山梨県立まきば公園まで、バスはあと2時間半ほど来ないので歩いていくことにしました。

 

道路の片側は歩道が整備されていました。

自転車も通れるようです。途中2、3人の自転車とすれ違いました。

途中で見かけたフタスジハナカミキリ

赤とんぼがいました。ナツアカネか?アキアカネか?

山道の風景

おおざっぱな地図を発見 県営牧場がまきば公園かな

いい感じの橋が見えてきました。

東沢橋 絶景です。

めっちゃ山。 語彙力...

大自然に圧倒されて、少し心細い感じ。そして清泉寮でみた積乱雲。。晴れていますが、ゴロゴロという音がだんだん近くなってきました。危機感。。

ちなみに先ほどのバス停の時刻表の写真は、この近辺の東沢大橋バス停で撮影。

 

橋を渡って5分ほど進むと、ようやくまきば公園の看板が!

30分ほどしか歩いていませんが、子供たちの足もけっこう疲れているようでした。

と、そこにたくさんの牛たちが。

 

八ヶ岳牧場にはたくさんの牛が!

かわいい!

近い!

牛を横手にしばらく行くと大きな駐車場が見えてきました。

まきば公園の駐車場が見えてきました。地図右端。

大きな駐車場ですが、車が2台しか停まっていない。大丈夫かな。そして入口がどこだかわからなかったですが、駐車場を突っ切って現在地と書かれているここまでたどり着きました。雷鳴が怖かった。

後で気が付きましたが、観光バスなどは左上のエントランスゾーンに停まるようです。

まきば公園入口 無事に辿りつけて良かった。

駐車場を後にして、最初に見かけたのは羊牧場

雷鳴の中、草をはむ羊

顔の黒いヒツジは、イギリスのサフォーク州原産のサフォーク種。100kgほどあるとか

もはや雷に慣れているのか。。。

近くまで来ました。

ポニー広場

ポニーは高さが1.42m以下の馬のことだそう。昔は農業などの軽作業をしていたようですが、最近はアニマルテラピーもしているとのこと。

 

ヤギがいました。

ヤギのズーム

こちらのヒゲが特徴のヤギはスイスのベルン県ザーネ川流域にいるザーネン種を日本で在来種と交配させた日本ザーネン。乳用で300から500kg相当のミルクを生産するとか。すごい。

まきば公園の動物たち

まきば公園の周辺の地図

まきば公園の周りはほぼ八ヶ岳牧場。広大すぎる。八ヶ岳とはこの辺りなのだろうか。

動物たちを見ながらだいぶ歩いていくと、エントランスゾーン近くのレストランがあるまきばの館に到着しました。13時近くに到着。みんなよく歩きました。

 

まきば公園エントランスからの眺め

まきばレストランからの眺望

お目当ての甲州ワインビーフ

ローストビーフプレートとステーキ、お子様ランチを頂きました

どれも美味しかったですが、ローストビーフプレートが好みの味でした。

食後は、レストランの下にある動物のふれあい広場へ

ヤギさんや羊さんと触れ合う子供たち

帰りは14時9分頃、まきば公園から出ているバスで清里駅まで

清里駅でも念のためバス時刻表をパシャリ

今回は大泉周遊ルートでしたが、他にも北部周遊や南部周遊ルートがあるみたいです。

バスのカレンダーを見ると、冬季12月から3月は運転していないみたい。

 

清里駅には蒸気機関車が展示されていました

蒸気機関車C56149の説明版

C56は、三菱重工の神戸造船所で作られて昭和初期から戦後にかけて、輸送の主力として八ヶ岳山麓を走っていたそう。ポニー号という愛称で親しまれていたとか。

 

C56復元の経緯の案内板

2009年に清里駅に来て、2019年に北杜市の予算とクラウドファンディングで塗装などを整備したそう。

 

C56149の内部

C56149の運転台

C56149蒸気機関車を後にして清里駅に向かうと足元で珍しい虫を発見。

駅前に珍しい色の虫 ゴマフボクトウがいました。

小海線 小淵沢行き 15時42分に乗って帰ります

小海線がやってきました

小海線はだいぶ遠くまで続いています

この絵を見ると八ヶ岳はこの辺りのようですね。

右から編笠山権現岳、赤岳、阿弥陀岳、横岳、硫黄岳、根石岳天狗岳の8つが八ヶ岳中信高原国定公園だそう。

 

16時10分頃に、小淵沢に着きました。ここから宿と夕飯なのですが、これはまた別記事で記載したいと思います。

 

清泉寮

〒407-0301 山梨県北杜市高根町清里3545 清泉寮

 

まきば公園

〒409-1501 山梨県北杜市大泉町 西井出 8240ー1

月曜定休 9時から17時