ゴールデンウイークの旅行は子供たちと鳥羽水族館に行きました。
午前中に伊勢神宮を見てから、午後は近畿鉄道に乗って水族館のある鳥羽駅まで行きました。
三重県応援ポケモン ミジュマルトレイン ラッコポケモンらしいです。
朝からほとんど食べていなかったので、鳥羽駅のコンビニで駅弁を買おうとしましたが、子供たちは二色丼がいいとのことだったので、普通のコンビニ弁当を購入。
鳥羽駅から水族館までは、徒歩9分 650メートルほどですが、伊勢神宮で歩き疲れていたので、タクシーにて移動。
ただタクシーを止める場所がないほど第一走行車線が渋滞。みんな鳥羽水族館の駐車場待ちだという。手前で降ろしてくださいと言いたかったですが、手前がなさ過ぎたので、水族館を少し過ぎたところで降ろして頂きました。
チケット売り場までは、ディズニーランドのアトラクション並みの行列。ただ回転は速かったので、想像よりも早くチケット売り場に着きました。料金は大人2800円、小中学生1600円、障がい者2000円 入口近くにコインロッカーもありスーツケースをしまえます。
※ここから先の写真は、魚類やグソクムシや爬虫類、甲殻類がいます。
まずは入口近くのサンゴ礁の海「コーラルリーフダイビング」を見ました。
次は、コーラルリーフダイビングの前にあるザリガニコーナーに行きました。
オーストラリア南西部の池や川にいる。淡水のザリガニでは3番目に大きく、30cmくらいになる。甲殻がマロニエ(セイヨウトチノキ)に似ているからマロン。通常は茶褐色ですが、まれに青い個体が現れる。茹でたら赤くなります。
ロブスターは、内臓ごと脱皮するので若返りができて100年以上生きるものもいるとか、伊勢エビは脱皮しても10年から30年ほどだそう。淡水がザリガニ、海だとロブスター、ハサミがないのがエビかな。
オマールエビもロブスターです。
ザリガニコーナーの隣は「古代の海」コーナーです。
ポリプテルスはpoly(たくさんの)pterus(ヒレ)を意味する背びれが特徴的。
ポリプテルスの仲間の化石は南米の白亜紀(1億4千年前)の地層から発見されている。
そういえばジャニーズの堂本剛がエンドリケリーという芸名になったけど、この生物に影響を受けたのかな。
ガー類の化石は、白亜紀から第三紀の始新世の地層に多く見つかっている。化石と現存種が形態的に似ていて数千万年の間、姿形があまり変わっていない。
カブトガニは目が5つあるそう。上の中央の方にあるポッチが2つの単眼。真ん中の方にある左右の出っ張りが2つの複眼。
ひっくり返すと腹にも1つの複眼がある。腹側の複眼の下に口があって、貝や海藻をたべるそう。
鳥羽水族館と関係のあるパラオ共和国のパラオ国際サンゴ礁センターと協力して、センターからボートで30分ほどの水深200メートル付近からパラオオウムガイを捕獲しているそう。
サメという名前だけど、原始的な硬骨魚で卵はキャビアになります。
肺魚は大陸が1つだったゴンドワナ大陸の頃、4億年前のデボン紀に出現。南米、オーストラリア、アフリカに限定した分布はゴンドワナ型分布と言うそうです。
古代の海を堪能してから、同じフロアの「日本の海」コーナーに行きました。
スナメリは日本にもいるのか。と思ったら、伊勢湾や瀬戸内海に生息しているそう。成長しても1.8メートル、体重も50から60kgくらいにしかならない。クジラ目の中でも最も小型の種。
シロイルカに似ているけれど、シロイルカは北極海やベーリング海などにいてオスは、3.5メートルから5.5メートルにもなるそう。体重は1100kgから1600kg。
日本の海コーナーを離れて、奇跡の海コーナーやジャングルワールドも行きたかったけれども、時間と体力がだんだんなくなってきたので、どうしても見たいジュゴンとダイオウグソクムシに絞ろうとここで話あいました。
そして朝からコロッケくらいしか食べていないのに14時半を過ぎていたので、休憩スペースで先ほど購入した二色丼を食べました。水族館の中にはレストランもあって伊勢うどんやカレーなども食べれるそうです。
なんとか元気が戻ってきたので、ジュゴンのいる「人魚の海」コーナーに行きました。
ジュゴンは鳥羽水族館とオーストラリアのシドニー水族館でしか見れないとのこと。
ジュゴンと言えば、人魚のモデルになったそうで、乳が左右のわきの下にあって、子どもを抱えながら哺乳する姿が人に見えるから、人魚の由来になったそう。
ジュゴンは浅瀬の海底に生える海草を食べるから口は下向き。
鳥羽水族館のジュゴンは、1987年にフィリピン政府から日比友好のシンボルとして日本へ贈られたもの。
ジュゴンの次は、ダイオウグソクムシのいる「へんな生きもの研究所」コーナーです。
ここは10人ほど並んでいました。
部屋の真ん中にいるのかと思ったら、順路の死角になりそうな端っこにいました。
世界最大のダンゴムシ 大きさ約50cm、重さは1kg以上。メキシコ湾や西大西洋の深海などに生息している。
ダイオウグソクムシ28号の脱皮の時は、ニコニコ生放送で中継されるほど人気だとか。
こちらはダイオウではないけど、日本最大のオオグソクムシ。体調は約15cmほどになる。本州中部以南の深海にすむ。
ザ ヒトデという感じの見た目
ジンゴロウという名前には不釣り合いなガラス細工のような美しい水色の眼
見たまんまの赤いまんじゅうのようなカニ。日本固有種。気性は荒い。
南の海の石の下にいるクモヒトデの仲間。くねくね動いている。明るい所は苦手。
まさに革手袋。
ジュゴンもダイオウグソクムシも、熱帯の美しい魚たちも見れてとても充実できました。途中迷子の放送が何回か入ったので、お子さん連れはこまめに子供を見ないとすぐにはぐれてしまいそうです。人の多さと館内の暗さで自分たちもはぐれがちでした。
帰りは鳥羽駅まで歩いて散策。
駅に向かう商店街で、酒屋「大岩武雄商店」で三重県の地酒「半蔵」を買いました。
後日飲みましたが、かなり美味しかったです。
駅に近づくにつれて、海鮮の美味しそうな匂いが、とてもとても食べたい誘惑にかられましたが、松阪牛と酒のことを考えて、鳥羽を後にして近鉄で松阪駅に移動しました。
次回は、鳥羽に宿泊してもよさそうかも。
9時から17時 大人2800円 子供1600円 障がい者2000円
<参考>
スナメリについて
白いイルカは2種類いるらしい!スナメリとシロイルカの違いとは? | ガジェット通信 GetNews
ロブスターについて
ジュゴンについて
ダイオウグソクムシについて
鳥羽水族館生きもの図鑑 他にもいろんな生きものがいたんだなぁ
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