千駄木のフワッティーコーヒーで休憩してから、団子坂を本駒込方面に登っていくと、紅白の梅と美しい建物が見えてきました。
2月中旬なのに見ごろを迎えていました。日当たりがいいのかな。
白梅は群馬県の榛名山より移植したもので、樹齢約300年だそう。蓬莱梅と呼ばれるそうです。
大観音堂と白梅は昭和20年の空襲で焼失してしまったそうですが、平成5年に再建して令和の今も美しく梅が咲いているとは感慨深いです。
立派な観音堂の中には金色に輝く6メートルの十一面観音があるそうです。
なんだか恐れ多くて中に入らなかったのですが、自由に見学できるそうなので、今度は観音様も見てみようと思いました。
<光源寺の由来>
1589年(安土桃山時代)に神田四軒町に創建された浄土宗の寺院。
1648年(江戸時代)に当地に移転。
昭和20年の東京大空襲で焼失するも、平成5年に再建。
<ご本尊>
光源寺 駒込大観音
〒113-0023 東京都文京区向丘2丁目38−22
参考
https://www.visiting-japan.com/ja/articles/tokyo/j13bu-kogenji.htm
観音様について
観音様は阿弥陀如来の化身。如来とは悟りを開いた後のお釈迦様(ブッダ)のこと。
阿弥陀如来は、西方極楽浄土の主。
ちなみに菩薩は、悟りを開く前のお釈迦様のこと。観音菩薩は、人々の苦しみの声を聴いて救ってくれる。
観音菩薩は阿弥陀如来の化身ともされ、宝冠の中央に阿弥陀如来の小像「化仏」が配されているのも特徴
浄土宗とは
浄土宗は、
641年ころ(飛鳥時代)に、中国(隋)の善導大師が浄土思想を確立
1175年(平安時代末期)に、法然が善導の『観経正宗分散善義』四巻を読んで、誰でも南無阿弥陀仏と唱えると、心と体が清らかになり、死後、極楽浄土に行けると説いた。
仏教が貴族だけでなく民衆に広まった。誰でも救われるのが大乗仏教。
現在は、法然が半生を過ごした「知恩院」(京都市京都府)を総本山とし、浄土宗の寺院は、日本中に広く建立されている。