前回の東白鬚公園から、すぐの明治通り沿いにある向島百花園に来ました。
大人は入場料150円。小学生と都内の中学生、障がい者は無料です。
東屋から時計回りにぐるっと一周しようと思います。
タイサンボクは、モクレン科ですが6月から7月頃に大輪の花を咲かせるそう。
ピンク色のガクがかわいい。ガクが反り返っているのがアンズだとか。
ミツマタは新枝が3つに分岐するから名づけられたそう。明治以降は紙幣の材料として使われているとのこと。
振袖柳のもこもこの花芽がかわいい
まこも と言えば鬼滅の刃に出てくるキャラクターの名前ですが、この植物だったのですね。みくりという名前のキャラもいた気がしましたが、みくりでなくて蜜璃でした。
ふと目をあげると絶景でした!
桜はいろいろ似ていますが、ソメイヨシノとオオシマザクラの交配種らしく、ソメイヨシノの開花より早い春の彼岸の時期に咲くからエドヒガンと言われるそう。3月15日に撮影。
木五倍子と書いてキブシ。何が五倍なんだろう。鈴なりに花が咲くからかな?
向島百花園は、広くはない庭園ですが、植生の豊かさに驚きました。
休憩スペースに、かなり立派な白加賀の梅があったので、2月くらいに来てもよさそうでした。5月の藤棚。9月の萩のトンネルと、四季折々にも楽しめそうです。
向島百花園
9時から17時(入園は16時30分まで)
12月29日から1月3日は休園
土日の、11時と14時に無料ガイドあり
向島百花園の由来
江戸の町人文化が花開いた文化・文政期(1804~1830年)に造られた庭園。
骨董商を営んでいた佐原鞠塢が、旗本、多賀氏の元屋敷跡である向島に、草花鑑賞を中心とした「民営の花園」を造り、開園しました。唯一現在に残る江戸時代の庭園で、中国や日本の古典に出てくる植物を集めているそう。
ちょうど葛飾北斎も1800年くらいに活躍していたので、この時代の墨田区はとても味わい深い文化が発展していたんだろうなぁ。
<参考>