【墨田区】向島百花園 公園めぐりデジタルスタンプラリー

前回の東白鬚公園から、すぐの明治通り沿いにある向島百花園に来ました。

向島百花園の入り口

大人は入場料150円。小学生と都内の中学生、障がい者は無料です。

木組みの庭門から入ります

庭門を抜けると休憩スペースと東屋

東屋から時計回りにぐるっと一周しようと思います。

立派なタイサンボクがありました。

タイサンボクは、モクレン科ですが6月から7月頃に大輪の花を咲かせるそう。

 

アンズが咲いていました。

ピンク色のガクがかわいい。ガクが反り返っているのがアンズだとか。

 

アンズの隣にミツマタも咲いていました。

ミツマタは新枝が3つに分岐するから名づけられたそう。明治以降は紙幣の材料として使われているとのこと。

 

池が見えてきました。美しい。

池沿いに振袖柳が生えていました。

振袖柳のもこもこの花芽がかわいい

 

池には まこも と みくり が生えていました。

まこも と言えば鬼滅の刃に出てくるキャラクターの名前ですが、この植物だったのですね。みくりという名前のキャラもいた気がしましたが、みくりでなくて蜜璃でした。

 

池に映るスカイツリー

ふと目をあげると絶景でした!

 

エドヒガンが咲いていました

桜はいろいろ似ていますが、ソメイヨシノオオシマザクラの交配種らしく、ソメイヨシノの開花より早い春の彼岸の時期に咲くからエドヒガンと言われるそう。3月15日に撮影。

 

池の東側にはキブシが咲いていました。

キブシのアップ

木五倍子と書いてキブシ。何が五倍なんだろう。鈴なりに花が咲くからかな?

池の東側からスカイツリーを臨む

竹林もありました。

さっきより成長した振袖柳。猫じゃらしみたい。

ユキヤナギもありました。

シジュウカラがいました。

黄色が鮮やかなサンシュユ

サンシュユのアップ

向島百花園は、広くはない庭園ですが、植生の豊かさに驚きました。

休憩スペースに、かなり立派な白加賀の梅があったので、2月くらいに来てもよさそうでした。5月の藤棚。9月の萩のトンネルと、四季折々にも楽しめそうです。

向島百花園

〒131-0032 東京都墨田区東向島3丁目18−3

9時から17時(入園は16時30分まで)

12月29日から1月3日は休園

土日の、11時と14時に無料ガイドあり

 

向島百花園の由来

江戸の町人文化が花開いた文化・文政期(1804~1830年)に造られた庭園。
骨董商を営んでいた佐原鞠塢(きくう)が、旗本、多賀氏の元屋敷跡である向島に、草花鑑賞を中心とした「民営の花園」を造り、開園しました。唯一現在に残る江戸時代の庭園で、中国や日本の古典に出てくる植物を集めているそう。

 

ちょうど葛飾北斎1800年くらいに活躍していたので、この時代の墨田区はとても味わい深い文化が発展していたんだろうなぁ。

 

<参考>

komuru.net