日暮里駅西口から谷中霊園を抜けて、坂を下ってから右折すると一乗寺というお寺がありました。門のところに「花手水 公開中」という看板が。
花手水は、もともと水の代わりに花や草木の露をつかって身を清める作法のことだったそうですが、京都の楊谷寺が現代的な花手水を始めて、2015年頃から、手水舎の水盤や鉢に花を浮かべるようになったのだとか。今ではSNSで人気のようです。
花手水は本堂の前に設置されていました。一乗寺の中はきれいに手入れされていて、とても雰囲気がいいです。
菊やガーベラ?でしょうか。手入れの行き届いた参道の岩にも花手水がありました。
とても風流で落ち着きます。枯れ木にも毬のにぎわい。。
一乗寺のインスタグラムでは新しい花手水が紹介されています。
<一乗寺の由来>
1590年(安土桃山時代)に日僚上人(千葉県茂原にある日蓮宗の本山茂原寺の17世)によって創建された。言問通りの角にある一乗寺なので「かど一」という名前で呼ばれている。
<ご本尊>
本尊三寶は日蓮聖人の眞筆
釈迦牟尼仏(お釈迦様の尊称)
〒110-0001 東京都台東区谷中1丁目6−1
<参考>
【日暮里/谷中】御首題と御朱印が人気!一乗寺へ行ってきた【東京の寺院】 | ちくブロ
一乗寺を後にして、千駄木駅へ近道しようと細い路地を歩いていたら、谷中富士という富士塚を見つけました。
子供の背の高さくらいの富士塚でした。
こちらの富士塚は、アンティークショップの千寿庵の方が昭和初期に長屋を修繕する際に敷地内にこの富士塚があることを知って、北口本宮富士浅間大社宮司より谷中富士という名前をいただいたそうです。
谷中富士
〒110-0001 東京都台東区谷中1丁目6−14
富士塚とは、は富士信仰に基づき、富士山に模して造営された人工の山や塚のことで、富士信仰は、富士山そのものを神と見立てて信仰するとのこと。江戸時代に流行った民衆信仰だそうです。
<参考>