【北区】王子にある明治時代から受け継がれる久寿餅 石鍋商店

石鍋商店の外観

王子の名物は、いくつかあると思いますが、甘味なら久寿餅で有名な石鍋商店に一度行ってみたいと思って伺いました。

 

JR京浜東北線王子駅西口改札を出て北側にしばらく進むと見えてきます。

創業は明治20年で、130年以上も続いている製法で作られているのだとか。

 

入り口にある130年生き続けている藤の植木

ところ天も売っています。夏にも来ようかな

羊羹や酒まんじゅうも売っています。

くずもち2枚入り(3~5人分)1090円とあんみつを買って帰りました。

1枚は家族にお土産です。

 

近くには名主の滝公園という素晴らしい滝のある公園もあるので、

飛鳥山や名主の滝に行った帰りのお土産にもよさそうですね。

 

お味は、添え付けの黒蜜ときなこをかけて、もっちりした食感で美味しかったです。

 

石鍋商店のこだわり

添加物と保存料を使用していないので2日以内にお召し上がりくださいとのこと。

久寿餅は元々「麩」の副産物です。まず小麦粉から麩の原料である小麦タンパクを分離し取り出します。その残ったものが久寿餅の原料となると小麦デンプンです。そのデンプン質を1年半から2年間、発酵させて作られます。

 

発酵食品ですので、他の発酵食品同様、腸を強くし免疫力を高めるほか、小麦粉からグルテンを取り除いているグルテンフリーである為ヘルシーでもあります。何より食の安心・安全が問われる現代に、当店の久寿餅は完全無添加です

出典:石鍋商店

関東のくず餅は、江戸時代は建具の糊として使われていたものが、偶然食べたら美味しかったとのことで、スイーツになったそう。歴史を感じるなぁ。

 

参考

久寿餅について | 王子 石鍋

 

石鍋商店

〒114-0021 東京都北区岸町1丁目5−10

日曜定休 9時30分から18時(土曜日は17時閉店)