赤羽から荒川に向かって東に自転車を走らせて、
荒川左岸を川口パブリックゴルフ場に沿って南下すると現れる
巨大な工場群の一角に、おしゃれな1110cafeがありました。
土曜日の12時頃で、店内はたくさんの人でにぎわっていました。
寒さのせいか、外のテラス席はほとんど空いています。
座席を確保してから、注文をするシステムのようで、まず最初にテーブルを確保しました。とはいっても店内は満員だったので、外のテラス席にしました。
注文して料理が届くまで時間がかかりそうだったので、テラスの周辺をぶらぶら散歩
あまりきちんと見なかったのですが、由緒ありそうなレンガ造りの建物がテラスの隣にありました。案内図にはJapanese Gardenと書いてあったので庭園なのかな。
(後々調べてわかったのですが、大泉家住宅という洋館だそう。今度じっくり見にきたいなぁ。)
Japanese Gardenの隣には、扉が開け放たれた大きな倉庫が。
興味津々に、中を覗いてみることにします。
案内板には、「鋳物工場時代の最後の建屋」と書かれています。台東区にあった大泉工場が1922(大正11)年に川口の金山町に移転して、その8年後この地にも増設されたそう
2008年まで電動機工場として稼働していた工場跡地です。
現在はフリースペースとして開放しています。1110cafeのご飲食時ほか、
ご自由にご利用ください。
巨大な倉庫がフリースペースって非日常感があふれて、鋳物工場時代に想いを馳せることができそう。
先日訪れた日暮里のひぐらしベーカリーも元はフェルト工場だったけど、昔の工場だったところが時代とともに変わっていくのですね。
今の日本の産業って何なのだろうか。工場は海外に建てられて、日本人は何をして働いているのかな。。クラウドサービス???
建屋の中はソファーもあって、採光もよさそうな広々と贅沢なスペースでした。
PVの撮影とかで使われそう。寒さのせいか無人でした。
WAREHOUSE(倉庫)内はフリーWifiでうれしいサービスです。
パネル下には大泉工場のロゴが。どこかラグランパンチやキルゴUを想起させるようなポップなフォント。
OKSとは、大泉工場クリエイトスマイル の略だそう。
「地球を笑顔で満たす」ことをゴールとして目指す、「OKS」(Oizumi Kojo create Smile)という信念で、「笑顔で満たす」ための方法で「自然」「生活」「身体」を大切にしたオーガニックにこだわった1110 cafeが誕生
野菜がたっぷり載ったカレーのユアランチプレートを頂きました。
赤いカブのようなものがみずみずしくて美味しい。というか野菜全部おいしい。
荒川はよく散歩するので、また来たいなぁと思いました。
<お店情報>
1110cafe / bakery
〒332-0004 埼玉県川口市領家5丁目4−1
月曜定休
土日 8時から16時
火~金 10時から16時